電波(ソーラー)時計について

★電波時計とは★

独立行政法人情報通信研究機構の「日本標準時グループ」が管理運営を行っている標準電波JJYは、時間と周波数の標準、並びに協定世界時(UTC)に基づく日本標準時(JST)を広く国の内外に知らせるために情報通信研究機構で運用している電波で、長波帯のJJYでは時刻に関する情報としてタイムコードを送信してます。

 

電波時計には,大きく分けて3通りのタイプがあります。

 

(1)放送用の電波を受信して時報を拾って、自らの時刻を修正するタイプ。
家庭用ビデオデッキに多いタイプです。

 

(2)標準電波(正確な時報を正確な周波数で流している専用の電波)を受信して、自らの時刻を修正するタイプ。
「電波時計」として発売されている時計です。

 

(3)カーナビでおなじみのGPSシステムからの電波を受信して、自らの時刻を修正するタイプ。
家庭用より、むしろ業務用に多いタイプです。

はがね山標準電波送信所

運用開始年月:2001(平成13年)10.01
佐賀県佐賀市富士町/福岡県前原市
境界の羽金山山頂付近
標高 約900m
北緯 33度27分56秒
東経 130度10分32秒
空中線電力:50kW(アンテナ効率約
45%)
電波型式:A1B
送信周波数:60kHz
総敷地面積:約115,803m2
アンテナ施設:傘型200m高
運用:連続運用(機器の保守点検、
落雷対策時を除く)

おおたかどや山標準電波送信所

運用開始年月:1999(平成11年)6.10
福島県田村市都路町/同双葉郡川
内村境界の大鷹鳥谷山山頂付近
標高 約790m
北緯 37度22分21秒
東経 140度50分56秒
空中線電力:50kW(アンテナ効率約
25%)
電波型式:A1B
送信周波数:40kHz
総敷地面積:約88,668m2
アンテナ施設:傘型250m高
運用:連続運用(機器の保守点検、
落雷対策時を除く)

標準電波は日本だけではなくアメリカでも National Institute of Standards and Technology がコロラド州から発信している。 電波時計はこの標準電波を受信して時刻はもちろん日付も調整する。最新の電波時計の中には日本はもちろんアメリカでも時刻の調整が可能な機種もあり、国内で時差のあるアメリカ等ではホームタイムを設定するだけで、その時間に調整されるというのは非常に便利。もちろんアメリカでも対応した機種は日本ではよくわからないサマータイムにも対応している機種もあります。

最近は“マルチバンド”といわれる世界各国の標準電波を受信できる電波時計があり、受信機が各国の電波を分析して対応しています。例えば「グローバル電波時計」は4カ国(欧州・米国・英国・日本)の現地の電波をキャッチして正確な時刻を表示する電波時計で、標準電波を受信して自動的に現在時刻を表示しますので、面倒な時刻合わせをする必要がなく、国を選んで(最初は日本になっています。)本体裏面のRECEIVE(受信)ボタンを押すだけで完了です。

 

AMラジオと同様に内臓のレシーバーにより電波を受信しています。電波の受けやすい窓際でご使用し、鉄筋鉄骨の建物の中や自動車、バスなどのラジオが受信しづらい場所では正確に受信できない場合があります。また、昼間は生活ノイズが多くて電波が受信しづらい場合があり、大気擾乱のため多くの場合は夜間に最高の受信状態となります。
さらに、電波発信元からの電波が届く圏内のみ使用が可能となるので、電波を発信していない国々、米国本土以外、東ヨーロッパ、日本を除くアジアの国々などのエリアでは使用出来ません。

電波発信元
米国  コロラド州フォートコリンズ
(送信対象はアメリカ合衆国本土)
英国  ラグビー
ドイツ フランクフルト近郊
(送信対象域は西ヨーロッパ)

イギリス・ドイツ・フランス・スイス・イタリア・スペイン・デンマーク・スウェーデン 等
日本 福島県の大鷹鳥谷山、福岡・佐賀の県境の羽金山 (周波数:40KHz)
日本  福岡・佐賀県境の羽金山
(周波数:60KHz)

 

各国の周波数
日本→JJY 40&60kHz
イギリス→MSF 60kHz
ドイツ→DCF 77.5kHz
アメリカ→WWVB 60kHz